説明するほど、伝わらなくなるワケ

■つい、沢山説明してしまう

プライベートの場で映画やファッションや、音楽、芸術。
自分が得意ではない、あるいは好きではない分野の話を長々とされて
困ったことは無いでしょうか。

相手は、自分が話したいことなので楽しいのでしょう。

しかし、私には興味もないことに関しては、
話を聞いていてもよくわからないし、
正直言うと疲れます。

そして、自分が好きなことを話している相手は往々にして、
こちらの気持ちに気づくことはありません。

そういう相手には 次からは、その話にならないようにしています。

さて、これはプライベートの話です。

しかし、ビジネスの場で私たちは
お客様にそれと同じことをしていないでしょうか。

私達は、しっかり理解してほしい。ちゃんと知識を伝えたい。
という気持ちを持っています。

それは仕事として大切なことです。

しかし、お客様はそれほど詳しくなりたいとは思っていません。
お客様は、自分にとって必要な情報だけが欲しいのです。

そのお客様の気持ちに気づかず、沢山の知識を話してしまうことは、
プライベートで相手が好きなことを話しているときにあなたが感じている気持ちと同じです。

せっかくの親切が迷惑になってしまってはいないかということです。

■短く伝えることが大切

自分が興味のない話をされているときにつかれるのは、
脳に負担がかかっているからです。

脳科学では、これを「認知負荷」と言います。

ビジネスでは、「シンプルに伝えろ」と言われます。
それは、相手の認知負担を減らすことになるのです。

脳科学者の中野信子さんはこうおっしゃっています。

脳は酸素もカロリーもたくさん消費する、非常に浪費家な臓器なんです。でも重要な働きをしているので、機能を停止させることはできない。だから体からすると、なるべく脳は使わずに節約したいもの。多くのことを詰め込んで負荷がかからないように、脳としては情報が少なければ少ないほどいいんです。なのでメッセージをなるべくシンプルに、一言で言えるくらいにしないと、相手に認知されないと思った方がいいですね」

シンプルに伝えることは、
相手の負担を減らし、相手が認識しやすくするのです。

相手の興味にフォーカスする

しかし、この「シンプルに伝える」
わかっていても、やっみると難しいものです。

なぜなら、

ちゃんと伝えたいという気持ちだけでなく、
専門家だからこそ例外を知っているからです。

また、誤解をされたくないというおそれの気持ちもあるでしょう。

それゆえ、

つい沢山の情報を相手に与えてしまうのです。

ぞして、

自分でも意識しないまま
相手にとって興味がないことを沢山話してしまうのです。


「今、相手に必要な情報は何なのか。」

ということに意識を向け伝えてみてください。

短い時間で、相手が納得してくれるようになります。

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